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△ [16a-P6-15] Fe2VAl0.9Al0.1/Cu 傾斜積層熱電デバイスの設計および評価
キーワード:熱電、デバイス
非対角熱電効果を用いた傾斜熱電デバイスは熱電材料と金属を傾斜積層させた構造である.この効果を用いることで π 型熱電デバイスに比べ高い出力電力を得ることができる.本研究では熱電材料として Fe2VAl0.9Al0.1,金属として Cu を用いた傾斜積層熱電デバイスの設計と評価を行った.シミュレーションの結果,材料の厚さの比が Cu : Fe2VAl0.9Al0.1 = 0.95 : 0.05 のときに最大の出力因子PF = 1.2×10-2 W/mK2を得られることがわかった