[16p-311-1~20] 3.6 超高速・高強度レーザー

[16p-311-15] ファイバコム高繰り返し化のための全ファイバ型モードフィルタリング手法の開発

〇中嶋 善晶^1,2、西山 明子^1,2,3、吉田 悟^1,2、梁木 琢也¹、美濃島 薫^1,2 (1.電通大、2.JST, ERATO美濃島知的光シンセサイザ、3.JSPS)

キーワード：光コム、モードフィルタリング、ファイバ共振器

我々は、ファイバ共振器の短尺化における課題を解決するために、ファイバ共振器長をパルス間隔距離よりも長く構成する、長尺ファイバ共振器を開発した。この構成により、共振器モードとコムモードが一致したときだけ、コムモードが共振器から出力される。繰り返し周波数48.73 MHzのErファイバコムに対して、ファイバ共振器長を光路長7.38 mで構成することにより、243.65 MHz間隔でのコムモードのフィルタリングに成功した。