2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.4 アナログ応用および関連技術

[16p-312-1~5] 11.4 アナログ応用および関連技術

2017年3月16日(木) 13:15 〜 14:30 312 (312)

武田 正典(静岡大)

14:00 〜 14:15

[16p-312-4] HTS-SQUID磁気計測装置を用いた磁気ナノ粒子水溶液の溶媒粘度による磁気特性変化評価

一色 良太1、中村 勇太1、松永 恭暁1、堺 健司1、紀和 利彦1、塚田 啓二1 (1.岡山大)

キーワード:高温超伝導体SQUID、磁気ナノ粒子、磁気特性

本研究では低コストで小型化可能なHTS-SQUID(高温超伝導量子干渉素子)高感度磁化率計を開発し,これを用いて磁気ナノ粒子(MNPs)水溶液の磁化特性変化の粘性の影響を評価した。サンプルとして,MNPsを希釈する溶媒にグリセリンを溶かし,粘度を変化させた。測定結果として,グリセリンの濃度が高くなると磁気モーメントの値が小さくなっていることがわかった。以上のことから,溶媒の粘性の違いによるMNPsの磁気特性の変化を測定できた。