2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-313-1~12] 8.6 プラズマライフサイエンス

2017年3月16日(木) 13:45 〜 17:00 313 (313+314)

浜口 智志(阪大)、伊藤 昌文(名城大)

16:15 〜 16:30

[16p-313-10] プラズマ処理水中の活性種とタンパク質との生化学的反応の速度論解析

〇(M2)宮武 拓未1、吉澤 俊祐1、井川 聡2、白木 賢太郎1、北野 勝久3 (1.筑波大数理、2.大阪産技研、3.阪大工)

キーワード:プラズマ処理水、タンパク質

大気圧低温プラズマを水に照射したプラズマ処理水中には様々な化学活性種が保存され、酸性条件下で高い殺菌力を発揮する。我々は、プラズマ処理水中で殺菌因子となる活性種を特定した。大気圧低温プラズマの直接照射によるタンパク質の不活性化はすでに評価を行っているが、活性種のみによる単純系でのタンパク質へ与える影響は明らかではない。そこで、化学合成した活性種溶液を用いて、酵素学的な反応速度論から検証を行った。