2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[16p-418-1~17] 3.8 光計測技術・機器

2017年3月16日(木) 13:15 〜 17:45 418 (418)

塩田 達俊(埼玉大)、安田 正美(産総研)

15:00 〜 15:15

[16p-418-8] スペクトル領域干渉動的光散乱法による自己組織化析出法の現象解析

〇(M1)母良田 健太1、岩井 俊昭2 (1.東京農工大 BASE、2.東京農工大工学研究院 BASE)

キーワード:動的光散乱法、光コヒーレンス断層撮像法、自己組織化析出現象

自己組織化現象とは,高分子を有機溶剤に溶解させた高分子溶液に水を混合させ,その気液界面近傍で高分子の核が発現する現象である.核が沈降するに従って溶融している高分子が結合することによって粒子径が増加し,一定粒径の高分子球が沈殿・堆積する.粒径を制御するためには,沈降過程での粒子成長プロセスの解析が必要である.本研究では,スペクトル領域干渉動的光散乱法を用い,自己組織化析出現象のプロセス解明を行う.