2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.2 材料・機器光学

[16p-422-1~11] 3.2 材料・機器光学

2017年3月16日(木) 13:15 〜 16:30 422 (422)

尾下 善紀(ニコン)、片山 龍一(福岡工大)

15:45 〜 16:00

[16p-422-9] 円形高抵抗膜を用いた輪帯電極型液晶レンズの光学位相差分布特性

後藤 祐紀1、〇河村 希典1、佐藤 進2 (1.秋田大院理工、2.液晶レンズ研究所)

キーワード:液晶レンズ

輪帯電極構造に高抵抗膜を付与した液晶レンズを用いることで,少数の輪帯電極でも滑らかな放物面状の分布が得られることを報告した。しかし,凸レンズ特性においてレンズ径外縁付近の光学位相差分布が理想放物面状からずれるため,レンズ特性及び液晶層の利用効率が低下する。そこで本研究では,液晶レンズの特性及び利用効率向上を目的として円形の高抵抗膜を用いた輪帯電極型液晶レンズを提案し,その電気光学特性について実験を行った結果を述べる。