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[16p-E204-1] 炭素線測定への応用に向けた有機フォトダイオードの特性評価
キーワード:有機フォトダイオード、放射線検出器、重粒子線
我々のグループでは有機フォトダイオード(OPD)検出器を持ちいた高エネルギー重粒子線計測の研究を進めている。本研究ではIZO (100nm)/ PEDOT: PSS (30 nm) / PCBM: P3HT (200 nm) / Al (70 nm)の構造をもつOPDを使用した。有感領域は6 mm×4 mmとなっている。実験は放医研の重粒子加速器施設HIMACで290MeV/nの炭素線を用いて行った。その結果重粒子線に対しても収集電荷の計測可能であること示せた。講演ではビーム強度・エネルギー依存性などの素子特性についても併せて報告を行う。