2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-F205-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月16日(木) 13:45 〜 18:45 F205 (F205)

宇野 重康(立命館大)、山本 英明(東北大)、浮田 芳昭(山梨大)、田和 圭子(関西学院大)

13:45 〜 14:00

[16p-F205-1] 誘電泳動力の周波数依存性を利用した血球分離

上村 泰広1、〇須田 隆夫1 (1.鹿児島高専)

キーワード:誘電泳動、赤血球、白血球

赤血球、白血球を導電率約0.0001[S/m]のグルコース溶液に懸濁し、平面電気四重極を用いて印可電界の周波数を1[kHz]~2[MHz]の間で変化させ、それぞれの血球に働く誘電泳動力の方向が切り替わる周波数を測定した。その結果、赤血球は150~200[kHz]で切り替わり、白血球は40~50[kHz]と、70~80[kHz]で切り替わる二種類を確認した。