2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[16p-F205-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月16日(木) 13:45 〜 18:45 F205 (F205)

宇野 重康(立命館大)、山本 英明(東北大)、浮田 芳昭(山梨大)、田和 圭子(関西学院大)

18:15 〜 18:30

[16p-F205-17] 水晶振動子上にプラズマ開始重合で形成した分子インプリントポリマー膜を用いるヘパリンセンサ第二報

〇(M1)引地 敦1、六車 仁志1、有田 智彦1、吉見 靖男1 (1.芝浦工大)

キーワード:分子インプリンティングポリマー、ヘパリン、プラズマ開始重合

分子インプリンティングポリマー(MIP)は、生体機能を模倣しながら、人工物であるため、安価、耐久性などの利点を有する。MIPは、バルク状態では多くの報告がなされているが、薄膜化技術が障害となり、センサ利用は数少ない。前回の発表では、プラズマ開始重合によって、MIP薄膜の形成を行い、水晶振動子(QCM)バイオセンサを実証した。今回の発表は、インプリントを行わない薄膜(NIP)との比較を行い、インプリント効果の検証とその機構について報告する。