2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[16p-P1-1~9] 3.7 レーザープロセシング

2017年3月16日(木) 13:30 〜 15:30 P1 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[16p-P1-9] 横励起大気圧CO2レーザー誘起ガスプラズマ元素分析法における
界面活性剤を利用した水溶液中Cr価数別検出

北山 誠治1 (1.福井大教)

キーワード:クロム元素分析、原子発光スペクトル分析、価数別検出

本研究はレーザープラズマを用いた原子スペクトル元素分析に関する研究である.今回はクロム元素について測定した.クロム元素の化合物には価数で分類した際,六価クロム(Cr(Ⅵ))と三価クロム(Cr(Ⅲ))等が存在する.Cr(Ⅵ)に関しては極めて強い毒性を示す.元素分析における原子の価数別検出では、その価数に依らない原子スペクトルが得られるという問題点がある.そこで本研究では、界面活性剤による発光増強効果を利用したクロム元素の価数別検出を行った.