16:00 〜 18:00
△ [16p-P11-3] 短波長可視レーザー光による生細胞の光毒性評価
キーワード:ライブセルイメージング、レーザー、光毒性
近年,液晶画面が発する青色光による網膜障害が問題となっている.網膜障害を軽減するには,短波長可視光の照射によって細胞が受けるダメージに対する機構の解明が求められている.本研究では,405 nmと450 nmの2種類のレーザー光を生細胞の細胞核中心に照射し,レーザー光毒性の波長依存性について研究した.その結果,450 nmレーザー光照射は405 nm光よりも光毒性は小さく,細胞死率が50%に至るのに必要な照射エネルギーは大きくなった.