2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[16p-P11-1~15] 3.4 生体・医用光学

2017年3月16日(木) 16:00 〜 18:00 P11 (展示ホールB)

16:00 〜 18:00

[16p-P11-3] 短波長可視レーザー光による生細胞の光毒性評価

川原 翔平1、難波 慎太郎1、高橋 圭介1、松山 哲也1、和田 健司1、川喜多 愛2、村田 香織2、杉本 憲治2 (1.阪府大院工、2.阪府大院生環)

キーワード:ライブセルイメージング、レーザー、光毒性

近年,液晶画面が発する青色光による網膜障害が問題となっている.網膜障害を軽減するには,短波長可視光の照射によって細胞が受けるダメージに対する機構の解明が求められている.本研究では,405 nmと450 nmの2種類のレーザー光を生細胞の細胞核中心に照射し,レーザー光毒性の波長依存性について研究した.その結果,450 nmレーザー光照射は405 nm光よりも光毒性は小さく,細胞死率が50%に至るのに必要な照射エネルギーは大きくなった.