[16p-P2-1~7] 6.1 強誘電体薄膜

[16p-P2-3] 電気熱量効果を応用したパルス電場印加型冷却操作における被冷却体の温度変化

〇本美 仁志¹、橋爪 洋一郎¹、中嶋 宇史¹、岡村 総一郎¹ (1.東理大理)

キーワード：電気熱量効果、誘電体、冷却操作

電気熱量効果とは誘電体に対して断熱的な電場操作をすることで温度変化が生じる現象である．これまでに，電気熱量効果を用いる際の誘電体の冷却効率を求めた報告がされている．しかし，熱サイクルとして扱ったこれらの議論では，被冷却体での具体的な温度変化は考慮されていない．そこで本研究では，被冷却体まで考慮した冷却機構とその操作方法，および被冷却体の温度変化について検討した．