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[16p-P3-9] 超微細くし形ホウ素ドープDLC電極による酸素発生電位を超える標準電極電位を持つ酸化還元種の高感度検出
キーワード:導電性アモルファスカーボン薄膜、くし形電極、高感度検出
本研究では、Ce3+/4+のような酸素発生電位を超える標準電極電位をもつ酸化還元種の高感度検出を目的とした。先の報告では、広い電位窓を有するホウ素ドープダイヤモンドカーボンからなるくし形電極(B-DLC-IDA)を用いることで、電流の増幅を得た。B-DLC-IDA電極は電極幅/間隔が2.0 μm / 2.0 μmの幾何構造をもつ2種類のくし電極からなる。B-DLC-IDA電極では平板電極の約300倍増幅されたの電流が測定される。本報告では、電極幅と間隔を1.0-μmに縮小させることでさらに倍の電流増幅を図る。