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[16p-P8-21] スパッタ法によるCuAlO2薄膜の成膜:ターゲット作成とスパッタリングによるターゲット表面の構造変化
キーワード:CuAlO2、スパッタ法
本研究では熱反応によりCuAlO2の粉末を作成しターゲットを形成して、スパッタ法により薄膜を形成したが、その粉末作成から薄膜形成に至る複数の過程でCuAlO2の3R構造と2H構造間の変化が観測された。30時間の加熱においては3R、2H双方の構造が観測され、加熱時間が40時間の試料では熱力学的に安定な3Rに収束したと考えられる。スパッタ成膜後のターゲット表面部分から、スパッタ後は2Hの構造が観測された。