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[17a-211-4] a-Si:H太陽電池の局在準位評価(2) -局在準位生成のフェルミ準位依存性-
キーワード:太陽電池、アモルファスシリコン、局在準位
Undope a-Si:H(i層)は薄膜Si太陽電池やヘテロ接合太陽電池に用いられているが、ドープ層(主にp層)との接合により膜質のプロセス(製膜・アニール)温度依存性が変化することが知られている。たとえば、i層をp層上に製膜するp-i-n型セルの場合、i層の製膜温度(>200°C)の増加とともにセル特性が著しく低下し、この一因としてp層のボロン原子がi層に拡散することが考えられてきた。しかし、最近の高感度SIMS測定においてもボロンの拡散は観測されず、特性低下のメカニズムの解明が求められている。本研究ではa-Si:H太陽電池の局在準位をセル構造で評価し、そのプロセス温度依存性について調査した。