09:15 〜 09:30
[17a-303-2] 逆オパール構造TiO2電極を用いた固体型半導体増感太陽電池の作製と光電変換機能の向上
キーワード:太陽電池、逆オパール構造
近年、増感型太陽電池が注目を集めている。電子の輸送材である逆オパール (IO : Inverse Opal) 構造TiO2電極は従来の電極と比べ、規則的な三次元構造を有しているため、キャリアの輸送が円滑に行われる魅力的な構造である。今回は、IO構造TiO2電極を用いた固体型半導体増感太陽電池の作製及び光電変換機能の向上について検討した。結果として、増感剤の吸着形態の違いが効率的な光吸収、電荷分離及び短絡電流密度に影響を与えていることが分かった。