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[17a-411-5] パターン化SrTiO3基板上へのBiFeO3薄膜の作製 (Ⅱ)
キーワード:ビスマスフェライト、ドメインウォール、表面加工
強誘電体の帯電ドメインウォール(Charged Domain Wall : CDW)では、導電率が変化することが知られている。この現象をスイッチングデバイスへ応用するためには、任意の位置にCDWを形成する技術が必要である。本研究ではCDWを形成するために、SrTiO3(110)傾斜基板表面に、基板の傾斜方向と逆向きの斜面を形成するようなパターンを作製し、その上にBiFeO3薄膜を作製した。その結果、パターン上のBiFeO3薄膜において、斜面の境界部でCDWが形成されたことが分かった。