2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[17a-F205-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月17日(金) 09:00 〜 12:15 F205 (F205)

竹原 宏明(東大)、加治佐 平(PROVIGATE)

09:15 〜 09:30

[17a-F205-2] 糖尿病合併症の評価を目的としたNADH蛍光検出システムを用いたソルビトール用バイオセンサ

月精 智子1,2、瀧本 悠貴1、紋川 亮1、荒川 貴博2、三林 浩二2 (1.都産技研、2.医科歯科大)

キーワード:バイオセンサー、ソルビトール、光ファイバ

本研究では、糖尿病合併症のバイオマーカーとして有効性が示唆されているソルビトールに着目し、光ファイバ式のソルビトール用バイオセンサを開発し、ラットの血漿中ソルビトール計測を試みた。開発したバイオセンサは、健常者及び糖尿病患者の血液中および尿中のソルビトール濃度を含む1.0–1000 µmol/Lの範囲でソルビトールの選択的な測定が可能であり、またラットの血漿中ソルビトール計測の可能性が確認できた。