2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[17a-F206-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年3月17日(金) 09:00 〜 12:15 F206 (F206)

手老 龍吾(豊橋技科大)、林 智広(東工大)

09:00 〜 09:15

[17a-F206-1] 基板の弾性率分布のパターニングによる神経細胞の成長制御

田中 あや1、藤井 裕紀2、手島 哲彦1、河西 奈保子1、岡嶋 孝治2、中島 寛1 (1.NTT物性基礎研、2.北大情報)

キーワード:神経細胞、ハイドロゲル、弾性率

生体情報を担う中枢神経系は,生体内外の様々な環境変化を認識・応答しながら複雑な神経回路を形成している.近年,細胞外環境の力学的特性が神経系の細胞の分化や成長,機能発現と密接な関係を持つことが明らかになってきた.そのため,in vitro実験系やBMIなどの埋め込み型デバイス設計のためには,基材の力学的物性が神経組織や細胞に与える影響を理解することが重要である.このような観点から本研究では,同一基板上で異なる力学的物性を有するハイドロゲルを作製し,基板上での細胞接着,形態および成長に関して検討したので報告する.