2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[17a-F206-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年3月17日(金) 09:00 〜 12:15 F206 (F206)

手老 龍吾(豊橋技科大)、林 智広(東工大)

09:30 〜 09:45

[17a-F206-3] DNA修飾ナノ粒子超格子を前駆体としたウルフ多面体型コロイド結晶の形成

〇(M1)鷲見 隼人1、磯貝 卓巳1、吉田 直矢1、原田 俊太1、宇治原 徹1、田川 美穂1 (1.名古屋大学)

キーワード:DNA、自己組織化、ナノ粒子

現在、DNAを表面に修飾したナノ粒子を用いて、DNAの選択的結合性によりナノ粒子の超格子を自由にデザインすることができる。しかしDNAを結合手として用いたナノ粒子超格子は溶液中で安定であり、乾燥するとDNAの構造変化に伴い超格子構造が崩れてしまう。今回、我々は修飾DNA層に対するナノ粒子の粒径を調整することで、構造をデザインして溶液外でも安定に存在できるナノ粒子のコロイド結晶の作製に成功した。