[17a-P4-1~39] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[17a-P4-26] カーボンナノチューブ―ポリスチレン複合材料の熱電特性異方性

〇末森 浩司¹、鎌田 俊英¹ (1.産総研)

キーワード：熱電変換、カーボンナノチューブ、異方性

カーボンナノチューブ(CNT) －高分子複合材料は材料内のCNT配向により、熱電変換性能に異方性が発生することが予想される。熱電素子の高性能化には、熱流が通過し、ゼーベック効果が発現する方向と材料が高性能を示す方向を一致させる必要がある。従って、材料異方性に関する研究はデバイス応用の観点から重要である。本研究では印刷作製したCNT－ポリスチレン複合材料の熱電変換性能の異方性に関して研究を行ったので報告する。