[17a-P4-1~39] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[17a-P4-38] キャパシタ電極材料を指向した超音波ビーズミルによるナノ粒子α-MnO₂の作製及び評価

〇(B)島村 宣寛¹、松久保 侑馬²、有田 俊彦³、増原 陽人^2,4 (1.山形大工、2.山大院理工、3.東北大多元研、4.山形大有機エレクトロニクスセンター)

キーワード：キャパシタ、α型二酸化マンガン、ビーズミル

これまで多孔質MnO₂-C₆₀ハイブリッド粒子を用いてキャパシタ電極を作製してきたが、そのサイズはマイクロサイズであり、粒子の表面積が活かしきれず、重量エネルギー密度に課題を残してきた。そこで本研究では、キャパシタ電極に用いる粒子の比表面積拡大に着目し、超音波ビーズミル法によりナノサイズへの粉砕を行った。その結果、α型の結晶構造を保持したままサイズの微小化に成功し、キャパシタ電極への応用を可能とした。