2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[17p-313-1~16] 8.7 プラズマ現象・新応用・融合分野

2017年3月17日(金) 12:45 〜 17:00 313 (313+314)

内田 諭(首都大)、小田 昭紀(千葉工大)

15:15 〜 15:30

[17p-313-10] パルス放電照射による液中生成種のレート方程式解析

高橋 一弘1、川口 悟1、佐藤 孝紀1、伊藤 秀範1、川口 秀樹1、Igor Timoshkin2、Martin Given2、Scott MacGregor2 (1.室蘭工大、2.ストラスクライド大)

キーワード:プラズマ処理水、活性酸素/窒素種、シミュレーション

本研究では,N2ガス中で発生させた水上パルス放電によって生成されるH2O2, NO2-およびNO3-の濃度をHNO2とNO2-の酸解離平衡およびHNO2とH2O2の反応に基づくレート方程式を用いて計算した。計算結果は実測値とおおむね一致しており,放電処理水中では,酸解離平衡によるNO2-からHNO2への転化,およびHNO2とH2O2の反応が生じることがわかった。