2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[17p-413-1~10] 3.4 生体・医用光学

2017年3月17日(金) 13:15 〜 16:00 413 (413)

藤田 克昌(阪大)、佐藤 俊一(防衛医大)

15:45 〜 16:00

[17p-413-10] 蛍光分子の光褪色における三重項/暗状態の過渡応答解析

坂田 のどか1、前迫 啓志1、神山 直人1、岩田 興典1、戸田 圭亮1、須田 亮1 (1.東理大理工)

キーワード:褪色、イメージング

蛍光分子の光褪色は、蛍光イメージングの定量的な解析の妨げとなる。励起状態吸収(Excited State Absorption: ESA)が光褪色が起こる原因の一つとされている。本研究では、eGFPにおける暗状態の挙動を蛍光強度の過渡的な変化から測定するとともに、ESAから光褪色に至る分岐比を算出した。また、各状態の寿命をもとに意図的にESAを引き起こすことで、光褪色の支配的な状態の特定を行った。