2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[17p-413-1~10] 3.4 生体・医用光学

2017年3月17日(金) 13:15 〜 16:00 413 (413)

藤田 克昌(阪大)、佐藤 俊一(防衛医大)

15:00 〜 15:15

[17p-413-7] ラマン分光法を利用した末梢神経検知

熊本 康昭1、南川 丈夫1、原田 義規1、田中 秀央1、高松 哲郎1 (1.京府医大)

キーワード:ラマン散乱、神経、イメージング

手術では神経の検知を術者の目視と解剖学的知見に頼っており、細い神経は誤って切断されてしまう場合がある。近年我々は、ラマン散乱を利用すれば神経を無標識のまま正確に検出できることを突き止めた。本研究では、神経の空間分布を迅速かつ正確に可視化するために、多点ラマン散乱計測技術を利用する神経検出法を開発した。本成果は、末梢神経の術中迅速検知技術の確立につながる。