2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 光量子物理・技術

[17p-414-1~14] 3.10 光量子物理・技術

2017年3月17日(金) 13:15 〜 17:00 414 (414+415)

吉澤 明男(産総研)、堀切 智之(横国大)

13:30 〜 13:45

[17p-414-2] 強度変調/直接検波量子鍵配送方式に対する自然ラマン散乱の影響

〇(M2)前田 智1、井上 恭1 (1.阪大工)

キーワード:量子鍵配送

単一光子を用いたQKD(量子鍵配送)は、ラマン散乱光のため通常の光通信系の信号光とのWDM(波長分割多重)伝送が困難とされている。我々が以前提案したIM/DD(強度変調/直接検波)-QKDは、量子信号光パワーが大きいため、ラマン散乱光の影響が微小なことが期待される。そこで本研究では、通常WDM伝送光からの自然ラマン散乱光がIM/DD-QKDシステムに与える影響について検討した。