[17p-414-1~14] 3.10 光量子物理・技術

[17p-414-3] ダイヤモンド量子間をつなぐ2段階量子波長変換

〇田村 秀平¹、池田 幸平¹、堀切 智之¹、小坂 英男¹ (1.横国大院工)

キーワード：量子通信、波長変換

我々は、長距離量子情報通信のために、ダイヤモンド窒素-空孔(NV)中心を量子メモリとした量子中継器の実現化を目指している。ファイバを用いた光通信を考慮すると、NVの吸収発光波長637 nmのままでは伝送中の損失が大きいという問題がある。そのため、我々はNV間の長距離通信を目標に、PPLNを用いて、637 nm光を通信波長帯（~1.5 μm）へ波長変換し、その通信波長帯光を637 nmへ波長変換する2段階波長変換を行った。