2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[17p-416-1~9] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2017年3月17日(金) 13:15 〜 15:45 416 (416+417)

能勢 敏明(秋田県立大)

15:15 〜 15:30

[17p-416-8] 配向ナノファイバー/ネマティック液晶複合素子を用いたテラヘルツ波位相制御

森武 洋1、小林 寛昌1、ドン クォック トアン1、井上 曜1 (1.防衛大電気電子)

キーワード:ネマティック液晶、ナノファイバー、テラヘルツ波移相器

エレクトロスピニング法で作製した配向ナノファイバーとネマティック液晶の複合素子を作製し、そのテラヘルツ波の位相制御について測定を行った。透過型のセル構造とするため、基板にはITO付PETフィルムを用いて作製した複合素子を用いて周波数が400GHzのテラヘルツ波位相を測定したところ、位相変化量は液晶単体の約半分に減少するものの、電圧を除去したときの応答時間は171sから290msへ大幅に減少した。