2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術)

[18a-131-1~10] 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術)

2018年9月18日(火) 09:00 〜 11:45 131 (131+132)

近藤 剛(東芝)、三浦 良雄(京都工繊大)

09:45 〜 10:00

[18a-131-4] 磁性薄膜エッジを利用したNi78Fe22/Alq3/Ni78Fe22ナノ接合素子の電気磁気特性

佐々木 悠馬1、ムシスカ ロビン1、三澤 貴浩1、森 澄人1、小峰 啓史2、星野 哲久3、芥川 智行3、藤岡 正弥1、西井 準治1、海住 英生1 (1.北大電子研、2.茨大工、3.東北大多元研)

キーワード:スピントロニクス、ナノ接合、有機半導体

我々は、磁性薄膜エッジを利用したナノ接合分子素子を提案している。この素子では、ナノスケール化と分子の利用によって高MR比と低RAの両立が期待される。本研究では、Ni78Fe22/Alq3/Ni78Fe22接合素子を作製し、電気磁気特性を調べた。その結果、素子抵抗の接合面積依存性において3つの領域が存在することがわかった。特に、ナノ領域では106 mΩµm2の低RAが実現できた。また、この素子において室温で明瞭なMR効果を観測することに成功した。