2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[18a-221C-1~10] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年9月18日(火) 09:00 〜 11:45 221C (2Fラウンジ1)

竹原 宏明(東大)、須田 隆夫(鹿児島高専)

10:30 〜 10:45

[18a-221C-6] 分子・電気・光学的透過性を有するハイドロゲル培養皿を用いたヒトiPS細胞由来心筋細胞の効率的な電気刺激

李沢 謙介1、吉田 昭太郎1、西澤 松彦1 (1.東北大工)

キーワード:ハイドロゲル

ヒトiPS細胞由来の心筋細胞を心疾患の治療や薬物試験に応用する研究が盛んであるが, 未熟な心筋細胞は不整脈等を引き起こすため,パルス電気刺激によって細胞の成熟を促進することが必要とされている.本研究では細胞を固定するチャンバを有した, 分子・電気・光学的透過性を有するハイドロゲルに, 高電気容量を持つ有機物電極PEDOT/PUを一体化することによって, hiPSC由来心筋細胞を効率的に電気刺激可能な培養皿の開発を行った.