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[18a-231B-4] 音響誘起電磁法による心筋梗塞におけるコラーゲン線維化の検出
キーワード:超音波、コラーゲン、圧電効果
心臓、肝臓および肺などの臓器では、活性化した線維芽細胞が多量にコラーゲンを産生し、組織が線維化されることがある。特に、心筋梗塞においては、虚血により心筋細胞が壊死すると、壊死した細胞の跡を埋めるようにコラーゲンの蓄積が起こり、心臓が線維化する。現在、心筋梗塞の線維化を非侵襲に診断するゴールドスタンダードはMRIであるが、心不全の病態評価や予後予測がより簡便に検査できる超音波を用いた手法の開発が望まれている。本研究の目的は、超音波によって誘起される電磁信号(音響誘起電磁信号)を検出することにより、コラーゲン繊維化を可視化することである。今回、ラット心筋梗塞モデルに対してASEM信号の2次元および断層イメージングの測定結果を報告する。