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[18p-133-4] Cu2SnS3系太陽電池の高効率化
キーワード:太陽電池、CTS
我々は、低コスト・高効率太陽電池を目標として、硫化物系のタンデム太陽電池を検討してきた。その場合、ボトムセルのナローバンドギャップ光吸収材としては、Cu2SnS3(CTS)を候補材の一つと考えている。いろいろな検討により、我々のCTS系太陽電池の変換効率の最大値は6.7%となった。この値はまだ実用化には不十分であるが、今後のさらなる向上が期待される。今回は、我々が研究してきたキー技術について紹介したい。この議論を通して、CTS太陽電池の性能向上に貢献できれば幸いである。