[18p-133-1~10] 化合物カルコゲナイド太陽電池の最新技術 - CIGS系・CZTS系・CTS系太陽電池の高効率化とその課題 -

[18p-133-5] Cu(In,Ga)(S,Se)₂系太陽電池の欠陥準位検出と再結合解析

〇櫻井 岳暁¹、Islam M.M.¹、秋本 克洋¹、平井 義晃²、加藤 拓也²、杉本 広紀² (1.筑波大数理、2.ソーラーフロンティア)

キーワード：カルコゲン系太陽電池、再結合解析

Cu(In,Ga)(S,Se)₂太陽電池は22.9% と高い変換効率を示し、さらなる高効率化が期待されている。このプロセスではアルカリ処理を採用しているが、処理がCu(In,Ga)(S,Se)₂の欠陥に及ぼす影響は明らかでなかった。我々は、種々の欠陥評価法を用い、アルカリ処理前後の欠陥分布の違いや再結合過程について調査を行なった。他の材料の評価結果と比較しながらCu(In,Ga)(S,Se)₂の持つポテンシャルや今後の課題を議論したい。