2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[18p-136-1~15] 3.7 レーザープロセシング

2018年9月18日(火) 13:45 〜 18:00 136 (3Fロビー)

佐藤 正健(産総研)、辻 剛志(島根大)

17:45 〜 18:00

[18p-136-15] 液中レーザー溶融法におけるナノスケールパルス加熱による
有機溶媒の熱分解挙動

〇(M1)末原 健太朗1、石川 善恵2、越崎 直人1、尾村 和信1、永田 晴紀1 (1.北大工、2.産総研)

キーワード:液中レーザー溶融法、酸化鉄、熱分解

液中レーザー溶融法により、液相が気化して粒子表面に蒸気層が生成される。四酸化三鉄やCuOを原料にし有機溶媒を液相に用いたとき、FeOやFe、Cuなどの還元粒子が生成するが反応の詳細についても不明であった。そこで本研究では、短時間の高温状態において有機溶媒がどのような現象を引き起こすかをシミュレーションし、結果的に有機溶媒による酸化鉄の還元の可能性が示唆された。