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[18p-144-2] ナノダイヤモンドをキャリヤーとする癌DDS(NDX法)の技術的背景
キーワード:爆轟法ナノダイヤモンド粒子、がん化学療法、材料科学
最近アメリカで人気の高いナノダイヤモンドをキャリヤーとする癌DDSは、日本、中国との共同研究であり、特にキャリヤーに用いる平均直径2.6nmの爆轟ナノダイヤモンド粒子は後2国における長年にわたる開発の成果であり、DDS効果はその特異な構造と性質に依存している。今回初めてナノダイヤモンドDDSの作用機構を、ナノダイヤモンド粒子の側に立つて解説し、開発の現状と展望を紹介する。