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[18p-144-7] プラズモニックチップを用いた増強蛍光バイオイメージング
キーワード:表面プラズモン共鳴、蛍光顕微鏡、細胞イメージング
我々は同じ蛍光顕微鏡下でもカバーガラスより明るい蛍光像が撮れるプラズモニックチップを開発し、細胞内の膜タンパク質や神経細胞の高感度な蛍光観察を行ってきた。プラズモニックチップは銀あるいは金薄膜でコートされた波長オーダーの周期構造を表面にもつ基板で、対物レンズを通しての励起光照射・蛍光検出は格子結合型 (GC)-SPRに基づいた増強蛍光を誘起する。本研究では、蛍光顕微鏡イメージングに有効なプラズモニックチップの構造や、細胞の観察結果を紹介する。