2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » ナノバイオ・ナノ医療に向かう技術イノベーション ~材料、デバイスから計測まで~

[18p-144-1~12] ナノバイオ・ナノ医療に向かう技術イノベーション ~材料、デバイスから計測まで~

2018年9月18日(火) 13:00 〜 18:20 144 (4Fロビー)

三浦 康弘(浜松医科大)、馬場 暁(新潟大)、山田 俊樹(情通機構)、松田 直樹(産総研)

15:50 〜 16:20

[18p-144-7] プラズモニックチップを用いた増強蛍光バイオイメージング

田和 圭子1,2 (1.関学大理工、2.産総研)

キーワード:表面プラズモン共鳴、蛍光顕微鏡、細胞イメージング

我々は同じ蛍光顕微鏡下でもカバーガラスより明るい蛍光像が撮れるプラズモニックチップを開発し、細胞内の膜タンパク質や神経細胞の高感度な蛍光観察を行ってきた。プラズモニックチップは銀あるいは金薄膜でコートされた波長オーダーの周期構造を表面にもつ基板で、対物レンズを通しての励起光照射・蛍光検出は格子結合型 (GC)-SPRに基づいた増強蛍光を誘起する。本研究では、蛍光顕微鏡イメージングに有効なプラズモニックチップの構造や、細胞の観察結果を紹介する。