[18p-211A-1~17] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[18p-211A-4] 無溶剤印刷法により作製したカーボンナノチューブ分散エポキシ樹脂の熱電特性

〇末森 浩司¹、植村 聖¹ (1.産総研)

キーワード：熱電変換、無溶剤印刷

本研究では、導電性フィラーを分散させた高分子材料の印刷作製手法として、フィラー分散高分子前駆体液を基板上に直接塗布する手法を検討した。この手法は有機溶媒を用いていないため、溶媒が乾燥する際に材料が厚み方向に圧縮されることがなく、従って、これに起因したフィラーの配向変化が起きない。このため、フィラーは材料内でランダムに配向した状態となる。この手法を用いて作製した熱電変換材料の特性について報告する。