2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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コードシェアセッション » 【CS.8】 7.4 量子ビーム界面構造計測, 9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

[18p-212B-1~11] 【CS.8】 7.4 量子ビーム界面構造計測, 9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

2018年9月18日(火) 13:30 〜 16:45 212B (212-2)

白澤 徹郎(産総研)、鈴木 秀士(名大)、豊田 智史(京大)、宮田 登(CROSS東海)

14:15 〜 14:30

[18p-212B-4] X線CTR散乱迅速測定によるBi超薄膜成長過程の原子レベル追跡

白澤 徹郎1、Voegeli Wolfgang2、溜池 裕太2、荒川 悦雄2、高橋 敏男2 (1.産総研、2.東京学芸大)

キーワード:表面X線回折、超薄膜、成長過程

我々が開発した波長分散型X線CTR散乱法を用いて、成長中のBi超薄膜の構造を原子スケールで時間分解能1秒で構造解析した結果を報告する。低速電子線回折による先行研究では、バクルでは見られない黒燐構造が成長した後、臨界膜厚数nmにおいて、薄膜全体がバルクのBi構造に転移すると報告されていた。本研究により、臨界膜厚以上の膜厚でも、界面には黒燐構造が残ることが分かった。