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△ [18p-223-8] λ相Ti3O5エピタキシャル薄膜の合成及び物性評価
キーワード:相転移、チタン酸化物、エピタキシャル成長
λ相Ti3O5は、光照射や圧力印加、加熱によってα相やβ相へと可逆的に構造相転移することから、光記録材料や蓄熱材料として注目されている。金属的な性質を有すると考えられているが、電気輸送特性の詳細は報告されていない。本研究ではパルスレーザー堆積法を用いλ相Ti3O5のエピタキシャル薄膜を合成して、λ相からα相への構造相転移を確認した。一方で、過去の報告と異なり、絶縁体的な温度依存性が観察された。