2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-231B-1~17] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2018年9月18日(火) 13:15 〜 17:45 231B (231-2)

渡辺 賢一(名大)、藤原 健(産総研)

13:30 〜 13:45

[18p-231B-2] 20 MeV以下の宇宙線ミュオンスペクトルの導出に向けたΔE-E計測によるノイズ成分解析手法の開発

佐藤 光流1、金 政浩1、渡辺 幸信1 (1.九大総理工)

キーワード:宇宙線ミュオン

これまで、ソフトエラーに重要な低エネルギーミュオン計測を目的として、プラスチックシンチレータをベースとした検出器を開発し、そのスペクトルを取得してきた。本検出システムではΔE-E弁別法を用いてミュオンとその他の荷電粒子やノイズを弁別しているが、20MeV以下の領域ではミュオンとそれ以外のイベントがオーバーラップしているため、弁別が難しい。そこでミュオン以外のイベントについてより詳細に解析することで、これまでより精度の高い弁別を行い、より低エネルギー領域の測定を行うことを検討している。