2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-231B-1~17] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2018年9月18日(火) 13:15 〜 17:45 231B (231-2)

渡辺 賢一(名大)、藤原 健(産総研)

14:00 〜 14:15

[18p-231B-4] 16 MeV重陽子によるC(d,n)加速器中性子源を用いた64Cuの効率的な製造体系の検討

〇(M2)青木 勝海1、金 政浩1、Patwary MD Kawchar Ahmed1、荒木 直人1、吉浪 皓亮1、上田 真輝1、渡辺 幸信1、伊藤 正俊2 (1.九大総理工、2.東北大CYRIC)

キーワード:加速器中性子、重陽子、PET検査

近年、医療、薬学および農学などの広い分野において、多様な放射性同位元素(RI)が応用されている。そのRIの製造法として加速器中性子源に着目している。この手法は、国内に製造施設を建設できることや原子炉を用いた方法に比べメンテナンスが容易という利点がある。今回は、16 MeV重陽子入射によるC(d,n)加速器中性子源を用いた二重微分中性子収量の測定データを使用し、新PET核種として期待されている64Cuの製造体系の検討を行った。