2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.13 半導体光デバイス

[18p-232-1~17] 3.13 半導体光デバイス

2018年9月18日(火) 13:15 〜 18:00 232 (232)

沼居 貴陽(立命館大)、内田 史朗(千葉工大)

17:00 〜 17:15

[18p-232-14] 低温下における光無線給電効率の数値解析

〇(B)小原 日向1、宮本 智之1 (1.東工大工)

キーワード:光無線給電、半導体レーザ、太陽電池

光無線給電(OWPT)は多様な応用に魅力的だが,課題として,低い給電効率が挙げられる.光源の電光変換効率と受光器の光電変換効率の掛算が給電効率の上限となるため,典型的デバイスの利用では給電効率は10%台になる.その改善は容易でないが,光源の半導体レーザおよび太陽電池の効率は低温で増加する.このため,低温システムにおける利用や,給・受電部の局所冷却などにより,光無線給電システムの高効率化が期待できる.
そこで本研究は,光無線給電の低温化の適用性解明に向け,今回は,温度に対する給電効率の基礎的解析を行ったので報告する.