2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » ユビキタス・パワーレーザー ~ 科学のフロンティア開拓から先端技術の社会実装まで

[18p-233-1~13] ユビキタス・パワーレーザー ~ 科学のフロンティア開拓から先端技術の社会実装まで

2018年9月18日(火) 13:30 〜 18:30 233 (233)

神成 文彦(慶大)、安原 亮(核融合研)、熊谷 教孝(JST 未来社会創造事業)

14:30 〜 15:00

[18p-233-3] 高強度レーザーによる高電界加速器の開発

吉田 光宏1、周 翔羽1、張 叡1、本田 洋介1、平等 拓範2、石月 秀貴2 (1.高エネ研、2.分子研)

高い加速電界を得るためには、高い周波数を利用するか、Q値を上げるかのどちらかによる電磁波エネルギー密度の向上が必要である。
周波数はほぼエネルギー密度に比例するため、GHz帯からTHz帯に移行すればそれに比例した電界が得られる事になる。THz帯の加速器としては、レーザープラズマ加速や誘電体加速があり、これらのエネルギー源として THz のエンベロープを持つような超短パルスレーザーが必要である。
現在の線形加速器と併せて利用するには繰り返し周波数も 50Hz 以上が必要となり、このための半導体励起レーザーが必須となり、これらの開発について述べる