[18p-438-1~11] 3.10 光量子物理・技術

△ [18p-438-5] 相互結合された半導体レーザにおける遅延カオス同期を用いた意思決定の数値解析

〇巳鼻 孝朋¹、三井 湧方¹、菅野 円隆¹、成瀬 誠²、内田 淳史¹ (1.埼玉大、2.情報通信研究機構)

キーワード：レーザカオス、意思決定、相互結合レーザ

強化学習はロボット制御などの様々な分野で利用されている。強化学習の例として多本腕バンディット問題が挙げられる。近年レーザカオスの時間波形を用いた多本腕バンディット問題に対する意思決定の実装が行われている。しかしながら、レーザカオスの同期現象を利用した意思決定は未だに行われていない。そこで本研究では相互結合された2つの半導体レーザを遅延カオス同期による意思決定を数値計算により実現できることを示した。