2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 光量子物理・技術

[18p-438-1~11] 3.10 光量子物理・技術

2018年9月18日(火) 13:45 〜 16:45 438 (3Fラウンジ)

成瀬 誠(情通機構)、内田 淳史(埼玉大)

15:45 〜 16:00

[18p-438-8] マルチモード半導体レーザを用いた周波数帯域拡大カオス生成実験

小田 航也1、吉屋 圭悟1、川口 佑1、菅野 円隆1、内田 淳史1 (1.埼玉大)

キーワード:マルチモードレーザ、カオス、周波数帯域拡大

現在、複数のレーザを用いたを結合し広帯域な信号を得る周波数帯域拡大カオスを用いた乱数生成が提案されている。しかしながらこれらの方式シングルモードレーザを利用しているため乱数源の並列化が困難であるという問題点がある。本研究では、戻り光を有する3つのマルチモード半導体レーザを用いて周波数帯域拡大カオスを生成する。3つ目のマルチモードレーザでは15.2 GHzとなり周波数帯域拡大カオスの生成を達成した。