2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[18p-PA4-1~20] 3.8 光計測技術・機器

2018年9月18日(火) 16:00 〜 18:00 PA (イベントホール)

16:00 〜 18:00

[18p-PA4-20] 時空間集光顕微鏡における励起光波面の測定と補償

戸田 圭亮1、磯部 圭佑1、並木 香奈1、河野 弘幸1、宮脇 敦史1、緑川 克美1 (1.理研)

キーワード:波面測定、波面補償、多光子励起蛍光顕微鏡

多光子励起蛍光顕微鏡による生体深部観察が盛んに行われているが,励起光の波面歪みによる空間分解能の低減が問題となってきた.時空間集光顕微鏡においては,瞳面における空間位相が励起光のスペクトル位相と等価となるため,スペクトル位相変調による波面補償が可能となるが,補償すべき波面を測定する必要がある.そこで我々は,パルス整形器を用いて焦点面におけるスペクトル位相を測定する手法を開発し,波面補償を行なった.