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[18p-PA4-4] 重畳Λ型遷移を用いたセシウム原子のCPT共鳴観測
キーワード:CPT共鳴、薄いガラスセル、光ポンピング
超伝導量子干渉素子磁束計は極微弱磁気計測に用いられるが、非常に大型かつ高価である。本研究では低コスト・コンパクト化を実現するために、薄いセル中のセシウム原子のCPT共鳴を用いた磁気センサの開発を目的とする。薄いセルを用いると、低コスト・小型化、磁場測定の空間分解能の向上が可能であるが、信号強度が小さくなる。この欠点を改善するため、重畳Λ型遷移方式を用いて、信号強度を増大させることを試みた。