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[18p-PB1-21] ダイヤモンドNV中心を用いたスピンホール効果によるスピントルク変調の検出
キーワード:スピン波、ダイヤモンドNV中心
ダイヤモンドNV(Nitrogen-Vacancy)中心は基底状態に三重項を有し、|ms = 0〉と| ms = ±1〉の状態が2.87GHzのエネルギー差に分裂し、光学的に磁気共鳴を検出できる。この蛍光特性からNV中心は磁気センサーとしての応用が注目されている。本研究では、イットリウム鉄ガーネット(YIG)基板に常磁性金属のプラチナ薄膜を成膜したサンプルを用意し、YIGに励起した表面スピン波をスピンホール効果によるスピントルクで変調し、変調信号をNV中心による検出を試みた。