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[18p-PB3-26] 宇宙環境曝露したカーボンナノチューブ紡績糸の機械特性及び構造評価II
キーワード:カーボンナノチューブ、カーボンナノチューブ紡績糸、宇宙曝露
地上400 kmの高度を周回する国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに設置された簡易曝露実験装置を用いて、ISS進行方向前面及び背面について、紡績性CNTアレイから作製したCNT撚糸の宇宙曝露実験を行った。前面曝露したCNT撚糸では、船内回収時に数本の破断が確認された。また電子顕微鏡観察から、背面と比較して前面曝露したCNTのほうが、損傷がより顕著であることが確認された。