[18p-PB3-1~95] 17 ナノカーボン（ポスター）

[18p-PB3-34] 硫酸を用いたFe/Sn金属触媒除去によるカーボンナノコイルの精製

〇松尾 竜世¹、針谷 達¹、谷本 壮¹、滝川 浩史¹、水津 光司²、松田 健一³、須田 善行¹ (1.豊技大、2.千葉工大、3.日大理工)

キーワード：カーボンナノ材料、カーボンナノコイル

カーボンナノコイル（CNC）とは螺旋状カーボンナノファイバ（CNF）のことである．CNCは主にFe-ITO，Fe-Sn触媒から合成される．CNFが成長する際に繊維断面の内側と外側とで成長速度の違いがある場合にらせん状構造が形成されると考えられている．合成時に用いられる金属触媒のような不純物の存在は，CNCを用いて作製するデバイスの挙動に影響を及ぼすためCNCの精製が必要である．本研究では，硫酸を用いてCNCに付着した金属触媒の除去を行った．